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Copyright or "-Copyright" of Kamepao Project
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プロジェクトチームでは、「カメパオ」という言葉が一人でも多くの子供の(大人も)ボキャブラリーに加えられ、定着していくことを一つの目標にしてきました。このとき、「カメパオ」がどういうものなのかは「カメパオ」という言葉を知っている人各々によって解釈が違っていていいはずだし、実態がいろいろあって構わないと考えています。あれもカメパオだし、これもカメパオでいい。むしろ、「それぞれの子供のそれぞれのカメパオ」が自由にイメージされることが大切だと思います。やがて、カメパオという言葉が普通になって、黙っていても「こういう時にはカメパオを作ろう!」「カメパオはこうやって 使う」と子供の勘が自然と働くようになり、大勢の「カメパオ使い達」が誕生していく。そうなればこのプロジェクトの思いは達成されたことになると思っています。

そのためにも、いつでもどこでも誰もが自由にカメパオをイメージし具体化することのできる状態を保っていく必要があります。特にカメパオプロジェクトのような活動を継続していく場合はその所産を一部の人間が独占することによって自由な発展にブレーキがかかってしまわないように配慮する必要があると考えます。

くるみ幼稚園の子供達が段ボールで作ったカメパオをはじめ、既に幾つかのカメパオが存在します。将来的にいろんなカメパオが現実に登場してきて、カメパオというものがもっと広がりを持って存在し始め、「誰のものでもないもの」として既成事実化していくということか最も自然なシナリオかもしれません。 しかし、まだとても十分だとは言えないでしょう。こうした実例がまだまだ足りないのです。 カメパオプロジェクトチームの示す試作のみがカメパオだと思わないでください。 カメパオプロジェクトのこうした姿勢を理解していただき、今後とも様々な方が様々な形でカメパオプロジェクトに参加されることを歓迎します。

それでは、実例がまだまだ足りない現段階での状況を踏まえながらプロジェクトチームのカメパオにたいする気持ちを表明することはできないのでしょうか。

私達は、「コピーライトを永久に放棄すること」を主張出来ないかと考えてみました。 通常のコピーライトは、無断変更転用等の禁止を主張し作者保護のために機能しますが、我々が考えたのはこの全く逆のアイデアで、いわば誰がどんな変更転用等をしても構わないというものです。しかし、こうしたアイデアは現状ではお互いの信頼によってのみ可能なことであるのもまた事実です。つまり、変更転用等をした人がコピーライトを主張してしまった場合、その瞬間に「誰かのもの」になってしまいます。したがってコピーライトをただ単に放棄しただけでは「永久にカメパオを誰のものにもしない」ことにはならないのです。

つまり、「誰がどんな変更転用等をしても構わない」という条件と同時に「変更転用後も新たなコピーライトは主張できない」という条件をセットにしてプロテクトをかける必要があるのです。 「カメパオをどんなふうにいじろうが勝手だし、君が作ったカメパオをカメパオと呼んでも構わない。でもカメパオを君だけのものにすることは出来ない。君もまた他の誰かが君のカメパオを別なものにしていく自由を提供しなければならない。永久に自由なものなんだから。」

そんなとき、何人かの知人友人からフリーUNIXの世界にはGNU (GNU is not UNIX) Projectというものがあるというアドバイスをもらいました。GNU Projectでは、コピーライト(coptright)のかわりにコピーレフト(copyleft)を主張し、 GPL (General Public Lisence)を添付することを条件にフリーソフトをプログラムソースごと公開しています。GNUについて知っていくうち、私達の考えは、GNUの考え方と共通する部分が多くあると感じました。もちろん、カメパオはプログラムではない(将来的にはありえる?というか、カメパオって何なんでしょう)ので、そのままのスタイルを適応させることは不可能ですが。
カメパオについてプログラムのソースコードに相当するものといえば何になるのでしょう。
c-c
そこで、プロジェクトチームではこうした考えを参考にしながら、次のような立場を主張することを考えています。
- あらゆるメディアを含むカメパオ、およびその資料(文書、画像データ等を含む)を対象に、Kamepao Project Teamに帰属することが適切と思われるものについて(c) Copyrightを主張する。

- そのうちの(-c) -Copyrightの適用が可能かつ適切と思われるものについて、(c) Copyrightと同時に "(-c) -Copyright" を主張する。
以下は、この立場をふまえながら作成したKamepao (c)(-c) Lisenceの試案です。
Kamepao (c)(-c) Lisence (案)
- このライセンスは、「カメパオを永久に誰のものにもしない」ことを主張する。

- このライセンスの目的は、Kamepao Project Teamを含む特定の個人あるいは団体、企業等による所産の独占によって、カメパオの自由な創作、発展、活用、共有等が妨げられることを防ぐことにある。

- いかなる保証もともなわない。

- いかなる場合にも新たなコピーライトは発生しない。

- いかなる場合にも、このKamepao (c)(-c) Lisenceがその目的と内容を含め文書を変更することなく、明示されていなければならない。

- 公開、制作、企画、譲渡等のいかなる場合にも、このKamepao (c)(-c) Lisenceがその目的と内容を含め文書を変更することなく、あらかじめ知らされていなければならない。

- 以上の条件を満たす限り、カメパオにいかなる変更を加えても構わない。カメパオの資料、データ等の転用を行っても構わない。また、新たなカメパオを創作しても構わない。

- 以上の条件を満たす限り、適切な報酬の授受を伴っても構わない。

(1998年5月21日 作成)
Monologue: Kamepao Source Cord? (c)(-c)
ひとりごと。
たとえばどこかで、ある子供がその子供にとってのカメパオを作り始めたとします。その子供はProject Teamのことも、Kamepao Webのことも、Kamepao (c)(-c) Lisenceのことも知りません。教えられたとしても自分が作ったカメパオが(c)(-c)とかいうややっこしいものに関わっていることなんて理解できないかもしれません。

どこかの遊具メーカーが新しいデザインで「かめぱお」を発売したとします。子供達には大人気でいつも「かめぱお」のまわりに元気な声が聞こえます。そのメーカーの人がどこかの雑誌で「カメパオ」の記事を読んだらしい。

どうしよう。。。

プロジェクトチームとしては、結局一つでも多くの提案(実例)や「カメパオのソースコード(って何なんだろう)」を、(c)(-c)の条件付で提案していったり、あるいはKamepao Webの中に(c)(-c)ゾーンのようなものを用意してそこから発信していくということになるのかなー。とにかくプロジェクトチームが発信者側にいるということが鍵になるような気がする。

(中原浩大)
Last Updated: 2004.02.27
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