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1998年 8月10日
Agoraは今日から一週間の夏休みです。
昨日、子どもたちの帰った後、頭パオを覗くと中央の12角形の砂場から小さな芽がたくさん出てきていました。何の芽なんだろう?楽しみです。

ダンボールを使ったドームの試作(通称ウニパオ)は、子どもたちが食事やおやつを食べたり、制作したり、遊んだり、かなり気に入ってます。このところ組立ての時のような暑さもなく、よく中で遊んでいます。試作のニックネームを子どもたちから募集してみました。
ダンパオ、ボコパオ、アナパオ、パオパオ、カクパオ、花パオ、ブロックパオ、
凸凹パオ、ブタパオ、ウニパオ、ゴツパオ、ムクパオ、モグパオ。
出入口が特別ありませんが、今のところ子どもたちは三角の開口部を使って出入りしてます。これも楽しそうです。しばらく、これで様子を見たいと思います。

Agoraの民家と庭先の頭パオを「首」で連結する「カメパオ化」、室内のドームの試作(通称ウニパオ)、屋根裏、子どもたちは、材料や道具をそれぞれ気に入った場所に持ち込んで遊び始めています。夏休みですのでまだ全ての子どもたちが「カメパオ化」したAgoraをみていません。これからです。子どもたちがどんな活用をしていくかまた報告します。

今回のキャンプ、「カメパオ化」では子どもたちのお父さん、お母さんのいろんな場面で協力していただきました。ありがとうございました。準備と子どもたちとも一晩過ごしてくれた横山さん、わざわざ豊田から3回も訪ねてくれた能勢さん、お子さんと一緒にみえた山内さん、子どもたちとスリリングなあそびをしてくれた井上さん、陣中見舞いに来てくれた浅田夫妻、薮野(お姉ちゃん)ありがとうございました。如何でしたか? 生焼きの皿のアドバイス、障子の桟を筆で丹念に掃除してくれた浩大さんの奥さんありがとうございました。みなさんまた来て下さい。浩大さん、黄瀬君、智ちゃんお疲れさまでした。

近日中に今回のレポートを整理します。子どもは元気です。

(左写真: 頭パオ内部 8/9撮影)
1998年 8月18日
試作のウニパオ制作(8/4)を見ていた子どもたち(幼稚園10名)が完成したウニパオでよく遊んでいた。
開口部の狭さも彼らには、かえってあそびを楽しくしているように思えた。
5角と3角の開口部の外と中とで子どもたちは、やり取りしながら首を出したり、覗き込んだり、紙の飛行機や球を投げ入れたり・・・逃げ場所、隠れ場所・・内緒の場所・・凸凹に寄り添って・・子どもたちの会話が弾んでいた。
 
絵を描きたい!
工作椅子をウニパオの周りに運んで外部に描く・・凸凹がいい!
ウニパオは変身マシーンのようで、子どもたちはなにかに?変身して・・2時間遊んでいた
外のカメパオ1.5、ウニパオ、屋根裏、室内・・・それぞれの子どものあそびと制作の展開が場所を移動しながら、いい感じで流れていた。
 
彼らにも聞いてみた。
この名前なにがいい?
“カメパオ”でした。
1998年 8月20日
トンボの群にツバメの群
美術工場近くのたんぼにトンボの群。
そこをめがけてツバメの群が滑空。
しばらくして・・
ツバメたちは、たんぼの脇の電線で羽づくろいをしていた。
今年巣立ったツバメたちもそろそろ、一人立ちできるようになったようだ。
今日は、子どもたちがウニカメの中に毛糸や紐を張り、クモの巣状態。
1998年 8月22日
1.5(頭)に出た芽はスイカ
スイカの芽を蒿君が発見。
「これは僕が食べたスイカの種みたい。」
「このままだと踏まれちゃう」と言って・・
紙製の卵パックとトイレットペーパーの芯に苗を移植して育てるようだ。
1.5(頭)の中にスイカ畑が誕生。
1998年 8月25日
ウニガメ(仮称)の強度
子どもたちはこの中でよく遊んでいる。最近は登ったり(登らないことにしているのですが)している子が時々いるが今のところ目立った破損個所、補修はない。出入口箇所は未だ特別設けてないので床に面した3角の出入口か60センチほどの高さにある3角の開口部を頭から出は入りしている。こうした開口部は多少破れが出てきたり、膨らんできているが今のところ、それ以上広がる様子はない。
段ボールやテープ等で補強していけばかなり使えそうな気がします。
1998年 8月26日
部屋から1.5(頭)へ
以前にもまして子どもたちの動きが活発になり、子どもたちはそれぞれ気に入った居場所で遊んでいる。「首」によって既存建物と1.5(頭)とが繋がったことや1.5(頭)に床ができたことから以前(床のない砂場だけの時)にはなかった長時間の1.5(頭)でのあそびや制作が継続しているようだ。既存建物から頭へ(別の空間へ向かう)の通路、ネットの首もいい雰囲気で渡っている。強度的にも問題はなさそうだ。走って通り抜けようとして飛び板の上のネットで滑ったりということはあったが、最近は馴れてきたようだ。
スイカ畑の前になぜか?小枝と紙で造ったミニチュアの洗濯干し場が・・こんな風にいろいろ出来上がって来ている。
1998年 8月27日
蒸着フィルムの状態
設置から1週間位の間、直射日光で収縮したり、全体にしわができたが、その後の変化は目立ってない。また表面の緑色が多少部分的剥がれ、銀色になった箇所が多少でてきた。 これから大雨や台風がきそうですが周りだけ片づけ、特別な補強はしないでおきます。
1998年 8月29日
心配した雨もやみました。
夏の長雨のせいか?1.5(頭)の床やドームのパネルにカビが発生。子どもたちとふき取る。1.1では見られなかった症状だ。二重構造で、湿った空気が隠ることも考えられる。
室内のウニカメ(仮)はやはり登りたくなるようです。筋交いにしたベニヤ(5.5mm)が1箇所割れがはいり段ボールが少しへこむ。補修。
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Last Updated: 2004.01.12
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