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1998年 10月3日
ゆりかごのような入り口
新しい入り口(ダンボールの筋交いを外した)の壁に寄り掛かって、気持ちよさそうにしているK君。何を想っているのかな?時々、他の子どもたちの様子を見ては、ほほえんだり、ゆりかごに揺られているようなK君でした。

1998年 10月4日
二人の秘密研究所
試作のダンボールのカメパオをT君とS君が僕たちの秘密研究所にしようと言いながら遊んでいた。2人は、ダンボールのカメパオの中に釘箱と金槌を持ち込んだ。「博士、なにを作りましょうか?」S君がT君に聞いている。どうやらT君は博士らしい。この後二人は、木の飛行機を作り始めた。

1998年 10月14日
ダンボール箱の小さな家
詩織さん(3年生)が家からダンボール箱を持ってきて、自分の家を作り始める。ダンボールカメパオの前に陣取って、一人黙々と作っていた。何回となく作り替え、赤いが用紙の屋根を付けた、詩織さんがすっぽり入るかわいい家が完成。にこにこしながら「家で遊ぶんだ」と言って持って帰った。詩織さんのカメパオ?

千秋さんと啓子さん(二人は3年生)はダンボールカメパオの凹んだ5角窓に横になるのが好き。今日も二人は、それぞれの5角窓に横になって楽しそうに話をしている。足を伸ばしたり、海老になったり、ときどき立ち上がって上まで登ろうとするが、それはちょっと無理かな。雅史君も横になりたそうに二人を見ている。(彼も二人が降りた後、横になっていた。) ダンボールカメパオは、歪んだり、凹んだりしてきているが、子どもたちがちょうどはまるサイズに型抜きしたみたいになってきた。歪みも、凹みも、裂け目も、使いこなしたカメパオは子どもたちの居心地のいい場所になってきたようだ。

千尋さん(5年生)が「カメパオにカーテンを付ける」と言って入り口や3角の開口部に布をとりつけた。中にはいると布が外の光に透けてステンドのようでいい感じです。

1998年 10月17日
ダンボール箱の道具箱
ダンボールカメパオ内部の凹んだ所に“どうぐ”の文字が書いてある箱が二つ。子どもたちが作った道具箱の中にはハサミ、マジック、セロファンテープ、ガムテープ、紙や布が入っていた。玲子さん(小2)が道具箱の布を使って、開口部にカーテンを付けていた。

男の子5〜6人(1年〜3年)が入って、相撲、レスリング?・・・たたかいらしい。小学生のこどもたちはよくこんなあそびをこの中でしている。中は円形ドームのリング?時々、頂点の開口部にぶら下がったりしているが、体重の軽い子ならなんとか大丈夫のようです。が・・・遊んだ後は、やはりダンボールが裂けていたり、凹んだり、かなり傷んでいる。こんな時は子どもたちと修理。
1998年 10月18日
秘密研究所No.2
ダンボールカメパオの中で貴彦君と史紀君(1年生)が秘密研究所だと言って遊んでいる。このところ二人はこの場所をこう呼んで、いろんなものを二人で作って遊んでいる。今日も大工道具を持ち込んで、木の剣を作っていた。研究所の博士は貴彦君でまず、自分の剣を、それから史紀君の剣を作る。史紀君は材料や道具を用意する係のようだ。これから二人はこの研究所でどんなものを作るのか楽しみです。
1998年 10月20日
カメパオと小さな家
庭のカメパオ(頭)の中で大希君、有貴君、貴充君(5歳児)が紙で遊んでいる。大希君がハサミで紙を切って作ったものや、丸めたものを他の二人が外の小さな家(お店)に運んで並べて遊んでいる。ポケモンのお店やさんごっこらしい。カメパオと小さな家を行き来していつまでも遊んでいた。

1998年 10月21日
急に寒くなりました
ダンボールのカメパオは子どもたちがいろいろ改造しようとしてます。今日は布を中に持ち込んで布団や?枕を作っていた。入り口のカーテンは布団?子どもたちは顔だけ出して絵を描いたり、仲良く話したり、楽しそう。子どもたちもそろそろ冬ごもりかな。

スイカの実が落ちていた。この時期では無理みたいです。ツルにはもう一つ実を付けた花がありますが、実るかな〜?

カメパオの野菜畑は、どうも成長が遅い。周りの庭木で日照時間も短いし、砂地に土を混ぜあわせた程度で痩せた土ですし・・。そこで、今日は新たに土(有機野菜が簡単に作れる土)を入れる。順調に育ってくれるといいですが。
一方、花壇の近くに作った畑は、土も肥え、一日中、日も当たりますので、成長も早く株もしっかりしてきている。

1998年 10月22日
椅子のベット
ダンボールカメパオの中に作業椅子を横にして二つ並べる。幼稚園の子どもが横になれるくらいのスペース。いつもは、テーブルにしたり、上の開口部から顔を出すのに使っている椅子ですが、翔太君(5才)は、自作の人形を手にしながら横になってのんびり遊んでいる
文仁君(6才)と太一君(5才)はベニヤの筋交いが入ったダンボールにすっぽり入ってかくれんぼ。
1998年 10月28日
ジュウタン作り
千尋さん(5年)は編み物や裁縫が得意。カメパオの中にジュウタンを敷くと言って布を縫い合わせて作り出した。冬支度のようです。パッチワークのジュウタンができそうです。他の子どもたちもマフラーを作ろうと言うことで、マフラー用の織り機をベニヤで作りました。寒くなるころにはみんなマフラーができるかな。
1998年 10月31日
菜っ葉のお浸し
今日は気持ちのいいさわやかな日でした。子どもたちと久しぶりに山に散策に出かけました。どんぐりやモチの実を採ったり、草花を摘んで来ました。

カメパオの野菜畑も青々として元気です。今日は散策から帰った後、子どもたちと菜ばな、二十日大根、カブを間引き(はじめての収穫)、子どもたちとお浸しを作って食べました。新鮮な野菜はうまい!自分たちで育てたから一層うまい!子どもたちもうまい!うまい!の連発でした。これから毎週、おやつは野菜料理になりそうです。

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Last Updated: 2004.03.06
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